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Pegasystems Inc.
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Last activity: 16 Feb 2026 21:50 EST
Pega platform and Constellation UI learning guide for BAs without Pega experience
1. はじめに:PegaにおけるBAの役割
Pegaプロジェクトにおけるビジネスアーキテクト(BA)は、単なる要件定義者ではありません。BAは、ビジネス要件をPegaアプリケーションとして実装可能な形に翻訳する重要な役割を担います。
BAに期待される主な役割:
・ビジネス要件をケースタイプに落とし込む
・エンドツーエンドの業務プロセスをステージ/プロセスとして定義する
・ペルソナと業務体験(UX)を設計する
・設定(Configuration)とカスタマイズ(Customization)を見極める
・主にApp Studioを使用して設計を行う
・システムアーキテクト(SA)と密に連携する
2. 学習プラン全体像(短期間キャッチアップ向け)
フェーズ1:Pegaプラットフォーム基礎(BA向け)
目的:Pega特有の用語・考え方を理解し、要件をPega概念に変換できるようになる
重点ポイント:
・ケース管理(Case / Case Type)
・ステージ、プロセス、ステップ
・ペルソナ(Persona)
・データオブジェクト
・Center-out アーキテクチャ
・Pega Express デリバリーアプローチ
到達目標:
ビジネス要件を見た瞬間に「これは1つのケースで、3つのステージがあり、2つのペルソナが関与する」と考えられる状態
フェーズ2:Constellation UI(BAにとって最重要)
目的:UX要件をConstellation対応UI設計に変換できるようになる
Constellation UIは単なる見た目変更ではなく、UI設計思想そのものが変わります。
BAとして理解すべきポイント:
・画面は「View(ビュー)」単位で設計する
・ピクセル単位の画面設計は行わない
・フィールド、表示条件、振る舞いを定義する
・ペルソナごとに最適なViewを設計する
主なUI構成要素:
・View(Full Page / Form / List / Create / Primary)
・Widget
・Portal / Landing Page
フェーズ3:ビジネス要件 → Pega機能マッピング
以下の対応関係を常に意識してください:
ビジネス要件 → Pega概念
・業務全体の流れ → Case Type
・業務フェーズ → Stage
・ユーザー作業 → Process / Assignment
・ユーザーロール → Persona
・画面 → View
・入力項目 → Field
・入力チェック → Validation
・外部システム → Data Object / Data Page
・期限/SLA → Service Level
・業務ルール → Business Rule
フェーズ4:ハンズオン(非常に重要)
推奨演習内容:
・簡単な申請/オンボーディングケースを作成
・2つのペルソナ(申請者・承認者)
・3ステージ構成
・ペルソナごとに複数Viewを設計
・条件付き表示フィールドを1つ実装
・承認フローを1つ作成
3. 今は不要な知識(後回しでOK)
BAとして初期段階では以下は不要です:
・React / JavaScript
・DX API詳細
・カスタムUIコンポーネント開発
・Git / npm
「何ができるか」を理解すれば十分で、実装詳細はSAが担当します。
4. 30日間おすすめ学習ロードマップ
1週目:
・Pegaプラットフォーム基礎理解
・ケース/ステージ/ペルソナの理解
2週目:
・App Studio操作
・簡単なケース作成
・データオブジェクト理解
3週目:
・Constellation UI学習
・View設計の考え方習得
4週目:
・実案件の要件をPegaにマッピング
・SA設計レビューへの参加
5. まとめ
Pega BAとして重要なのは、
「ビジネス要件をそのまま文書化すること」ではなく、
「Pegaで実装可能な形に翻訳すること」です。
Constellation UIでは、
・誰が
・いつ
・どの情報を
・どのViewで
使うのかを明確にすることが成功の鍵になります。
Pega AcademyのBA向けオンラインコース
https://academy.pega.com/ja/mission/business-architect/v7